タイルをテーマにした企画展「TILE TALE」が開催

東京・池尻大橋のOFS GALLERY（OUR FAVOURITE SHOP）にて、2025年5月22日（木）から6月16日（月）まで、タイルをテーマにした企画展「TILE TALE（タイル・テイル）」が開催される。本展は、美濃焼の産地として知られる岐阜県多治見市から届いた一枚のタイルを起点に、11名のアーティストがそれぞれの解釈で作品を制作するというユニークな試み。参加アーティストには、脇田明日香、山口アガタ、牧野功、石田和幸、中村桃子、矢後直規、新井良二、Sarene Chan、岸野将吾、渡辺良恵、坂巻由香といった多彩な顔ぶれが揃い、イラストレーション、ドローイング、グラフィック、陶芸など、ジャンルを横断した表現が展開される。展示は、タイルという日常的な素材に込められた物語性や可能性を探るものであり、アートとクラフトの境界を越えた新たな視点を提供する。また、5月24日には、参加アーティストを迎えたオープニングレセプションも予定され、作品制作の背景やコンセプトについて直接話を聞く貴重な機会が設けられている。OFS GALLERYは、クリエイティブユニットKIGIが手がけるギャラリー＆ショップ「OUR FAVOURITE SHOP」が運営するスペースで、2023年3月に白金から池尻大橋へ移転オープンした。ギャラリーでは、アートやデザイン、クラフトに焦点を当てた企画展を定期的に開催し、ショップではKIGIが手がけるプロダクトやセレクトアイテムを取り扱っている。