







イッセイミヤケ独自のプリーツの技術と魅力を視覚的に伝える空間
吉岡徳仁は、これまでプリーツ プリーズのロゴをはじめ、フラッグシップストアなどのデザインにも携わってきました。新たに誕生した「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA」は、吉岡が長年取り組んできた、アルミニウムで覆われた空間に、ガラスを融合させた、透明感のある空間となっています。
この店舗のデザインの特徴は、「光と透明感をアルミやガラスで表現」「プリーツの工程をカラフルに表現したプリーツウォール」「プリーツの収納の機能美を表現したガラス什器」「特殊設計によるハンガーとハンガーレールやプリーツソファなど、ディテールから空間までの一貫したデザイン」。
「プリーツウォール」は、工場から生まれたばかりのプリーツが、まるで絵画のように飾られ、イッセイミヤケ独自の製品プリーツの技術と製造工程の魅力を視覚的に伝え、衣服が宙に浮かぶかのようにデザインされた特殊な構造のハンガーレールが、プリーツ プリーズの軽やかさを表現します。また、透明なガラスケースによって、プリーツ プリーズのアイテムが丸めて収納されており、カラフルで楽しさのある空間を生み出しています。(TOKUJIN YOSHIOKA + TYD)
「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA」
所在地:東京都港区南青山5-3-8
オープン:2025年10月17日
店舗デザイン:TOKUJIN YOSHIOKA + TYD
Photo:© ISSEY MIYAKE INC.

吉岡徳仁
デザイナー / アーティスト。1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動。代表作には、東京2020オリンピックの聖火リレートーチをはじめ、パリのオルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」、結晶の椅子「VENUS」、虹の教会「Rainbow Church」、ガラスの茶室「光庵」などがあり、 作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やフランス国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。芸術選奨文部科学大臣新人賞、Design Miami / Designer of the Year、Milano Design Award最高賞など、国際的な賞を多数受賞。アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選出されている。







