







浮遊する巨大なアルミニウムテーブルがブランドのものづくりと呼応する
本空間は、アルミニウムで覆われたミニマルな構成の中に、重力から解き放たれたかのような「浮遊感」を表現しています。その着想の原点は、2014年のミラノデザインウィークで発表された作品「Agravic」。石という重量を持つ素材を、三角形の透明アクリルの先端で支持することで、重力の制約を超越したかのような造形を実現しました。
今回の「BAO BAO ISSEY MIYAKE」の青山旗艦店では、このコンセプトを空間スケールへと拡張しています。中央に設置された、全長10mを超える巨大なアルミニウムテーブルは、三角形に形どられた透明アクリルの塊によって支えられ、ガラス面に設置されたアルミニウムテーブルは、柱から持ち出された構造のみで支えられています。その姿は、まるで空中に静かに浮かんでいるかのような、圧倒的な浮遊感を感じさせます。アルミニウムの巨大なプレートと、透明なアクリルのエレメントの融合により、浮遊感のある新たな空間を創出しています。
BAO BAO ISSEY MIYAKEの革新的なものづくりと呼応し、ミニマルでありながら強い存在感を放つ空間が誕生しました。(TOKUJIN YOSHIOKA + TYD)
「BAO BAO ISSEY MIYAKE / AOYAMA」
所在地:東京都港区南青山3-17-14
オープン:2026年4月24日
店舗デザイン:TOKUJIN YOSHIOKA + TYD
Photo:© ISSEY MIYAKE INC.

吉岡徳仁
デザイナー / アーティスト。1967年生まれ。2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動。代表作には、東京2020オリンピックの聖火リレートーチをはじめ、パリのオルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」などがあり、作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やフランス国立近代美術館など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、Design Miami / Designer of the Year、Milano Design Award最高賞など、国際的な賞を多数受賞。







