土間笑

築140年の古民家を南部鉄器の老舗の拠点へコンバージョン

 

創業1848年の南部鉄器の老舗「及富」が、工房隣接地の築140年の古民家をショールーム兼ゲストルームに改装をしました。玄関先を昔の土間にもどし、水屋を設け、板張りの広間は、展示・セミナー・寄合にもつかえる場所として計画をしています。鋳物工房らしさを表すため、自社の鉄瓶を使った照明器具や、新たにデザインした取手・タオルバー・フック・トイレットペーパーホルダーを製作して設置し、製品開発を行うこともできました。(小泉誠 + Koizumi Studio

 

 

「土間笑」
所在地:岩手県奥州市水沢羽田町宝生
オープン:2025年3月20日
設計:小泉誠 + Koizumi Studio
計画床面積:64.0㎡
Photo:Koizumi Studio

 

【内外装仕様データ】
床:土間(ヤブ原産業) 杉材t30✕W150+床用仕上材(オスモカラー フロアカラー ナチュラル/オスモ&エーデル
壁:PBt12.5下地(一部既存)AEP塗装
天井:既存
家具・什器:ラワンフラッシュ+白塗装 木材三層積層パネル(Jパネル)+床用仕上材(オスモカラー フロアカラー ナチュラル/オスモ&エーデル) イス(TETSUBO chairクワハタ
その他:照明器具/鋳物の建築金物(及富

 

小泉 誠
家具デザイナー。1960年東京生まれ。木工技術を習得した後、デザイナー原兆英と原成光に師事。1990年Koizumi Studio設立。2003年にデザインを伝える場として「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けている。2015年には「一般社団法人わざわ座」を立ち上げ、手仕事の復権を目指す活動を開始。武蔵野美術大学名誉教授。多摩美術大学客員教授。2012年毎日デザイン賞・2015年日本クラフト展大賞・2018年JIDデザインアワード大賞・IF DESIGN AWARD 2023など国内外の受賞多数。

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