





ショコラが生まれるストーリーと工房の世界観を表現
ベルギーを代表するショコラティエ、ブノワ・ニアンが手掛けるチョコレートブランド。製鉄メーカーのエンジニアとして働いていたブノワ・二アンは、チョコレートの奥深い魅力に惹かれ、独自に研究を重ね、ショコラティエへの道を歩み始めました。西武池袋本店にオープンした「ル カフェ ブノワ・ニアン」は、日本初のカフェ業態店舗です。
インターナショナルブティックのフロアへの出店に対して、高級感のあるデザイン、満足度の高いサービスが提供できる店づくりが求められました。また、総面積18坪の小さな区画内に、厨房、客席を十分に確保することが課題でした。
店舗コンセプトは「農園と工房」。カカオ農園とショコラづくりの工房を感じるカフェを目指し、ベルギー本国の工房の要素からブルーグレーとブラウンのカラーを抽出・展開し、工房の世界観を発信しています。ファサードでは、彩り豊かなカカオ豆からボンボンショコラへの変化をガラスアートで表現。店内では、カカオ豆の形状を模した「カカオゲート」でお客様を導き、工房のマシンから着想を得た屏風状の特殊塗装の鉄板が、間接照明と共に、柔らかな曲線で折り重なり、ブノワ・二アンのクラフトマンシップの想いを表しています。ブノワ・二アンの想いを感じながら、豊かな時間を過ごしていただく場所になることを願っています。(日野寿一/乃村工藝社)
「Le Café BENOIT NIHANT」
所在地:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店4階
オープン:2025年11月28日
設計:乃村工藝社 日野寿一
床面積:61㎡
席数:23席
Photo:ナカサアンドパートナーズ
【内装仕様データ】
床:テラゾータイルt20(PX1008/GA)
壁:LGS組みPB下地特殊塗装(DUNE ベースシルバー/AIZU)
壁:LGS組みPB下地ステンレス特殊加工(CRAFT STAINLESS/フロント)
天井:LGS組みPB下地AEP
その他:カウンター/テラゾータイルt20(PX1008/GA)

日野寿一/乃村工藝社
1986年、栃木県生まれ。千葉大学大学院工学研究科を卒業後、2011年に乃村工藝社入社。レストラン、アパレル、ホテル、商業施設、レジデンス、オフィス、ブライダル、文化施設、展示会など、幅広い領域のデザインに携わる。2025年 日本空間デザイン賞Longlist、2023年 iF DESIGN AWARD、Sky Design Awards 銀賞、2022年 日本空間デザイン賞 銅賞、SDA日本サインデザイン賞 銅賞、2018年 DSA日本空間デザイン賞 入選、2014年 ディスプレイ産業省 奨励賞など、受賞多数。







