Look into Nature by ADAL 2025

い草の“うねり”を表現した展示空間

 

私たちは、昨年に続き2025年のSalone del Mobile 2025にて、ADALのサステナブル家具ブランド「Look into Nature」の展示ブースのデザインを担当させて頂きました。い草が描く曲線の美しさ=「WEAVERS / うねり」が今回のキーワードとなっており、各プロダクトで用いられているい草のR形状の美しさが訪れるお客様を訴求します。それらの「うねり」を感じられるようなデザインを展示ブースにおいても表現しようと試みました。天井に吊られた5連のい草の反物や、壁に展示されているウォールパネルがそれらを良く表現しています。ブースの壁造作においても緩やかなR形状を取り入れることで、コンセプトに寄り添う構成としました。また、サスティナブルの一環で、2024年のブースデザインで使用したアイテムや部材で、利用できるものは今回のブースでも再利用して設計に落とし込んでいます。
2024年の展示からさらにアップデートを続ける「Look into Nature」。今回の展示ブースによってブランドがさらに世界に知れ渡り、発展してくことを願っております。(浦田晶平/Old Kan

 

 

「Look into Nature by ADAL 2025」
所在地:SS del Sempione 28, 20017 Rho, Milano, Italy
オープン:2025年4月8日
デザイン・設計:Old Kan 浦田晶平
ブランドディレクション : Canuch Inc. 木下陽介
プロダクトデザイン:Canuch Inc. Michael Geldmacher Stone design
ビジュアルディレクション : chiara torelli
メディエーター:Takashi Kemmochi
施工:ARVED Sistemi Modulari SRL
照明計画:大光電機 荒井 一
床面積:97.58㎡
客席数:ソファ席/10席 テーブル席/6席
Photo:ToLoLo studio

 

【内外装仕様データ】
床:塩ビタイル貼り(Forbo) 一部ラグ(ADAL支給品)
壁:木工下地指定色AEP塗装 一部縦桟木工下地指定色ラッカー塗装
天井:環境仕様 い草反物5連吊り(ADAL
その他:造作什器一部/化粧板仕上げ

 

浦田晶平/Old Kan
インテリアデザイナー。1987年北海道札幌市生まれ。2011年〜内装設計事務所勤務後、2014年〜2020年、乃村工藝社 A.N.D.にて小坂竜氏に師事。2020年Old Kan設立。飲食や物販店舗、ブライダル施設を中心に、幅広いジャンルのデザインを手がける。IF DESIGN AWARD 2023 “Winner”、KUKAN DESIGN AWRAD 2022 “Short list”、SKY DESIGN AWRAD 2021,2022 “Silver”、KUKAN DESIGN AWRAD 2020 “Gold”、Display Industry Encouragement Award 2016,2020、ASIA PACIFIC PROPERTY AWARDS 2018,2019、Andrew Martin Design Award 2015,2017、APIDA(Asia Pacific Interior Design Awards) 2016、IDEA / Design Excellence Awards 2016など、受賞多数。

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