「フレスカラリ」新ショールームが中部地方に9月27日開設、記念イベントを開催

ドイツ生まれのカラフル左官材「フレスカラリ」の輸入元であるSKWイーストアジア株式会社と、販売元のサカンアートは、中部地方に新しくショールームをオープンした。
「フレスカラリ」は、天然大理石と消石灰をベースに、96％以上を自然原料で構成したドイツ製の意匠仕上材。従来の左官材では難しかった鮮やかな発色を実現し、さらに調湿性や消臭効果も備える。濃色を含む幅広いカラーバリエーションによって、壁面だけでなく、天井や床、什器に至るまで、高耐久かつ高防水の仕上げをできるのが特徴。
同ショールームのオープンを記念して、9月27日には「MEET UP! SAKAN」と題した勉強・交流会が開催される。フレスカラリやモールテックス、ビールストーンといった特殊左官を手掛ける左官職人と、デザイナーが現物を前に交流することで、新たなアイデアと表現が生まれる事を期待するイベントとなる。
会場は、岐阜県・JR多治見駅近くに位置する坂岡建築塗装の左官ショールームで、もとは美容室兼民家だった建物を、外装からフルリノベーションした空間。同社は「フレスカラリ」の認定施工店であり、講師役としても活動している。ショールーム内には、ボード上に打ちっぱなしコンクリートの質感を忠実に表現する「フレスコトン」や、発色豊かな「フレスカラリ」を使った壁や什器など、多彩な仕上げ例が展示されている。