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森未来、伐採木を建築・家具に再活用する「TREE BATON」始動


株式会社森未来は、都市開発やインフラ整備の際に伐採され、これまで産業廃棄物として処理されてきた街路樹や伐採木を有効資源として再活用する新サービス「TREE BATON(ツリーバトン)」を、2025年9月2日より提供開始した。同サービスは、伐採から加工、施工までを一貫して担うことで、環境負荷の軽減とサステナブルな空間づくりを目指すもの。都市開発が進むなか、地域の生態系や文化を支えてきた樹木は、人々の暮らしにとって憩いの存在として注目されているが、現実には、多くの伐採木がその価値を十分に生かされることなく廃棄されている。森未来はこの課題に対し、「木の記憶と個性を次へ繋ぐ」というコンセプトを掲げ、伐採木の新たな活用方法として「TREE BATON」を立ち上げた。
サービスの特色は、木の個性を尊重する点にある。年輪や節、曲がり、穴といった特徴を丁寧に見極め、その表情を生かした加工を行うことで、唯一無二の空間や家具を生み出す。また、伐採から製材、乾燥、保管、施工・納品までを一気通貫で管理する体制を整備。複数の業者が関与する複雑な工程を統括することで、品質の安定と時間・手間の削減を実現する。
サービス利用のプロセスは、まず依頼者へのヒアリングを行い、敷地やプロジェクトに応じた計画を策定。その後、設計意図を反映した適切な伐採を実施し、素材としての魅力を損なわない形で木を確保する。続いて、製材・乾燥・保管といった加工プロセスを管理し、最適な状態を整えた上で、建築設計者やデザイナーと連携しながらオーダーメイドの内装材や家具を製作・納品する。土地の特性やプロジェクトの理念を反映させることで、唯一無二のプロダクトを創出することを狙う。
森未来は今後も、やむを得ず伐採される木々を無駄にせず、地域社会の循環の中で新たな価値を生み出す仕組みを広げていく。

 

TREE BATON
https://lp.etree.jp/service/tree-baton

 

森未来
https://shin-mirai.co.jp/

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