
「BKテーブル」は、廃棄される大理石の端材を再利用したテーブル。天板だけではなく、脚部にも4cm角の石の端材をパッチワークのように貼り合せて作られている。表面を磨いてコーティングすることで、一枚の大理石で作られたようなテーブルになるという。形状はラウンド、スクエアの2種類で、サイドテーブルからダイニングテーブルまで幅広く展開される。
BKテーブル
https://www.interiors-inc.jp/products/low_sidetable/bk_table/
株式会社インテリアズ
https://www.interiors-inc.jp







「シルクプラスター」は、シルクやセルロース繊維を使用したリキッド状の“塗る壁紙”。フェルトやファブリックのように、モコモコ、ふわふわした表情の仕上がりで、水をかけることで再利用可能。環境に配慮したVOC(揮発性有機化合物)フリー製品。ふわふわ感が特徴の「アートデザイン」と、ラメが入った「ヴェルサイユ」2種類をそれぞれ40色程展開している。
オラファー・エリアソンがデザインを手掛けた大型ペンダント「OEクワジライト」は、サスティナビリティーを考慮し、長寿命を念頭に開発された。アルミフレームに90%のリサイクル素材が使用されており、すべてのパーツもリサイクルが可能。「OEクワジライト」は、対峙し補完する2つの幾何学フォルムで構成される。外側は正20面体の堅いアルミフレームで、その中に白いポリカーボネートの薄片でできた正12面体のリフレクターが浮かぶ。アルミフレームの12の頂点の裏側にLED光源が埋め込まれており、フレーム内側に沿って敷かれたライトガイドによって、中央の白い正12面体を照らし、その反射する柔らかい光で空間を照らす。
「STELAPOP」は、廃棄デニム素材をアップサイクルした、家具・小物・建材ブランド。本来、縫製工場で捨てられるはずだった繊維素材を原料として使用することで、廃棄物をなるべく出さずに循環する仕組みを提供している。繊維の色をそのまま活かした鮮やかなカラーバリエーションが特徴で、その意匠性を活かして、生活・インテリア雑貨等様々なアイテムでの展開を可能にしている。
「キクズノシート」は、木工所での製材時に排出される木屑を原料とした薄く曲がるシート状の化粧材。木屑本来のざらっとした触感を残しつつ、表面が安定して豊かな表情をつくる。木屑は一つ一つ大きさや形が違うため、シートにした際も個体差があり、木材の時には木目と呼んでいたように、木屑になっても表情の違いが生まれる。

「デニムフロア」
「ClassArtStone(クラスアートストーン)」は、天然石の質感を忠実に再現した外装・内装用シート状天然石調仕上げ材。同製品は、シート状であるため、既存仕上げに上張りする(※別途下地処理が必要)ことで、外壁撤去・改修を行う場合に比べて産業廃棄物削減につながる。また乾式工法により、騒音・粉塵・臭いも低減する。御影石、琉球石灰岩、大谷石、黄龍石、笏谷石など希少性が高い石材のテクスチャーを生かした外装9柄、内装7柄、合計16柄を展開している。

田島ルーフィングの「マーモリウム」は、亜麻仁油やロジン、木粉、ジュートなどの天然素材と、43%のリサイクル材料から製造された持続可能な床材。埋めると土に還る生物分解性も持つ。また同製品は、原材料の確保から製造までの過程で、二酸化炭素排出量が減少する「カーボンネガティブ」(※)を実現しているほか、「環境製品宣言(EPD)」認定と「エコマーク」を取得している。



「FORTINA(フォルティナ)」は、高意匠・高性能な非塩ビのオレフィンシート(※)とアルミニウム等、さまざまな素材を組み合わせた意匠材。自然素材が持つ風合いを印刷技術により再現したオレフィンシートは屋外での使用も可能で、塩ビシートと比べて二酸化炭素排出量を約60%に抑えられるという。内外装、駅や空港、ホテルや店舗、医療施設やマンションなど多様な採用実績があり、スパンドレルや手すりなどへの用途でも使用可能。



