RAKURO 京都−THE SHARE HOTELS−
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『長屋とホテルファシリティーを重ね合わせたシェアホテル』

このホテルは32年前の竣工したオフィスビルをコンバージョンしています。

ホテルの共用部及び客室階のプラン構成には、みせ・だいどこ・うちにわ・おく、という京都の『長屋』の構成と本質からヒントを得て、長屋が持つ社会と関わるパブリックエリアとプライベートエリアをザシェアホテルズの骨格機能ともいえるファシリティーと重ね合わせることを試みた。
プラン構成とデザインを考える上では、日本的とか和モダンではなく京都丸太町の街の雰囲気をデザインに活かしたいと考え、ベースになったのは『COZYな京都』というテーマで、【京都の骨格】で機能デザインを考え、【住宅の居心地良さ】で柔らかいフォルムを与え、【ホテルの非日常】で空間のヴォリュームや色彩デザインを捉えて考えました。
全体的には全ての重心をやや低めに設定して、それが日本的な座の空間をつくり、客室内でリラックスしたコミュニケーションを誘発できるように工夫しています。(寶田 陵/the range design)

RAKURO 京都−THE SHARE HOTELS−

所在地:京都府京都市中京区常真横町186
オープン:2018年
床面積:延べ床/2,602.82.㎡
規模:B1〜5F
Photo:Tomooki Kengaku
Designer:

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