カスケード原宿
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『ランドスケープと飲食店舗を融合させた都心商業施設の新しい形』

カスケード原宿は、密集した都心の中でランドスケープと飲食商業建築を融合させた施設です。敷地周辺の異なるレベルの道路を繋げるための「みち」と各飲食店舗を繋ぐための「みち」をつくり、そこに人が溜まる様々な「テラス」を派生させて生まれた「みちテラス」。それを地下から4層にわたり地層のように幾何学形状で積み重ね、それに呼応するランドスケープテクスチャーと数多くの樹木を配置して、都心の中庭の新しい表情を作っています。その中庭を取り囲むように全ての店舗を配置しながら、その境界線を連続するオープンサッシュでシームレスに繋げ、ゲストは道路から繋がる「みちテラス」に自然に誘われ、そのまま緑を感じて立体的に散歩するような感覚で楽しめる、都心の新しい形の商業施設を実現させました。建築はあえて一歩引いて主張せず、各店舗とテラスの集合体が商業施設をつくっているような空間構成を試みています。(寶田 陵/the range design)

カスケード原宿

所在地:東京都渋谷区神宮前1-10-37
オープン:2015年
床面積:1,695.59㎡
Photo:ナカサ&パートナーズ
Designer:

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