NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO
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NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYOは、秋葉原の独特なエッセンスを捉えてデザインし、どこか懐かしいアナログな設えにデジタルの構造や表現を付け加え、『トランジスターパンク』のような化学反応した空気感をイメージした。そこにNOHGA HOTELブランドの居心地感と地域一体型ホテルをどう融合させるかを考え、ホテルの中心には吹き抜や外部の緑のあるテラスと一体空間となるスタジオを設置。音楽やワークショップ、トークショーなどのイベントを通して秋葉原から様々な分野のサブカルチャーの魅力を発信できる場をつくった。また、ホテル内の随所に設置した様々な形のスピーカーで、音楽やスタジオの臨場感を至る所で楽しめるようにしている。共用部のデザイン要素は、幾何学パターン、アクリルリブ材、パンチングメタル、電子部品、LED素子、ヴィンテージ調の金属素材などを用い、客室階ではアナログな操作感のコントロールパネルやネオンの煌めきをデジタルに単純化した照明パネル、さらに天然木、珪藻土、天然革、風合いのあるファブリック素材を使い、電気街の活気ある中にありながらホテルとしての温かみのある居心地感を目指した。

NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO

所在地:東京都千代田区外神田3丁目10-11
オープン:2020年9月1日
建築設計・施工:大末建設
インテリアデザイン(レストラン):ROOMS
サインデザイン:WALTZ.
照明デザイン:LIGHTLINKS
床面積:4,160㎡
客室数:120室
Photo:ナカサ&パートナーズ
Designer:

寶田 陵 the range design ○プロフィールへ