KUSHI TO BUDOU
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ワインのあるきらびやかなシーンを引き立てる多彩なマテリアル

新宿歌舞伎町のゴジラ通りに出店した「KUSHI TO BUDOU」。店のシンボルとなるようなワインセラーを作りたいという要望から 歌舞伎町というエリアと客層や時代性を再考し「モダンなワインセラー」をデザインの主軸とし、ゲストがカジュアルにワインと串焼きをを楽しめるよう空間構成を行なった。マテリアルは、ワインが消費され空の木箱が勢いよく積み上げられていくイメージをパターン化し表現。ワイン樽に使用されるオーク材をメインとし、半立体的に木を組んでリズムを出した。カウンターやテーブル席は、特徴的な大理石を設え、料理とワインが映えるように演出。メインの大型ワインセラーは、店内奥にラウンド型のタワーのように構成して、店のシンボルとして存在感を出した。店内は、ミラーを多用することで、木組みのパターンとワインセラーのきらびやかな状況を空間に広げ、街の賑やかさを表現。変化する歌舞伎町で、今後いろいろなシーンを盛り上げていくことを願っている。

KUSHI TO BUDOU

所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-18-9 ワモール歌舞伎町2階
オープン:2023年2月1日
照明計画:ワイ・ライツ 池田遼太郎 奥田啓晃
特注照明:オールウェイズ 福地賢二 出口真琴
家具:リーフデザインパーク 本多恵三郎
アートプロデュース:Ergo 市村陽子
石材:関ヶ原石材 宮下康太 新村みゆき
施工:アットワーク 中鉢義人 木本正史
床面積:76㎡
客席数:44席
Photo:ナカサ&パートナーズ
Designer:

市村隆剛 モノグラフ ○プロフィールへ