A-POC ABLE ISSEY MIYAKE / KYOTO

古都の町屋に誕生する未来的な空間。「A-POC」の衣服が生み出されるプロセスをイメージした空間は、特殊な技術で一体成型されたアルミニウムの什器によって構成されている。テクノロジーと手仕事を融合させるイッセイミヤケのものづくりのように、この空間には歴史と未来のコントラストが表現されている。(吉岡徳仁

 

「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE / KYOTO」
所在地:京都府京都市中京区富小路通三条上ル福長町106
オープン:2021年9月23日
設計:吉岡徳仁
床面積:81.4㎡
Photo:Copist 吉村昌也


吉岡徳仁
デザイナー、アーティスト。1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動。詩的な作品は国際的に評価されている。代表作には、オルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」をはじめ、クリスタルプリズムの建築「虹の教会」、結晶の椅子「VENUS」、ガラスの茶室「光庵」などがあり、東京2020オリンピック・パラリンピックでは聖火リレートーチのデザインを手がけている。作品は、ニューヨーク近代美術館、フランス国立近代美術館ほか、世界の主要美術館に永久所蔵されている。毎日デザイン賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、Design Miami / Designer of the Year、Milano Design Award 最高賞など、国際的な賞を多数受賞。アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。

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