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日本空間デザイン賞 「KUKAN OF THE YEAR 2022」 3作品が受賞

一般社団法人日本空間デザイン協会(DSA)と一般社団法人日本商環境デザイン協会(JCD)が共同主催する「日本空間デザイン賞」は、今年度グランプリの「KUKAN OF THE YEAR 2022」3作品を決定。8月27日の3次・最終審査会で選出された金賞・銀賞・銅賞の合計36作品の中から、金賞に選ばれた11作品のうち「route to root – retracing the story of down. -」「おそいおそいおそい詩」「上勝ゼロ・ウェイストセンター」の3作品が選ばれた。
「route to root – retracing the story of down. -」は、天然の循環型資源である「ダウン素材」がどこから来て、どこへ向かうのかという持続可能なプロセスを幻想的なインスタレーションとして可視化。ダウンジャケットから遡り、グース・ダックに至るまでの過程を1本の「ルート」として表現した。
「おそいおそいおそい詩」は、神奈川県・海老名駅周辺に残る空き地にカラーコーンで毎日一文字を作っていき、街に詩を刻むアート作品。5人の詩人と歌人が1文字ずつリレーして14文字で一編の詩を作り、合計10編の詩を発表した。
「上勝ゼロ・ウェイストセンター」は、徳島県上勝町に建つ、45種のゴミ分別所やリサイクルショップ、ホテル、交流ホールが複合する環境配慮型施設。センターに集まったゴミと、公募して集めたゴミを使い建築を作り上げ、持続可能な社会のための空間的実践の例となった。
2022年度の受賞作品は日本空間デザイン賞の公式サイトにて閲覧可能。今後は受賞者インタビュー・オンラインセミナーなどの情報を追加掲載する予定。
https://kukan.design

 

「KUKAN OF THE YEAR 2022」受賞作品
作品名: route to root – retracing the story of down. –
受賞者: TAKT PROJECT 吉泉 聡
写真撮影:大木大輔

作品名: おそいおそいおそい詩
受賞者: 株式会社髙橋匡太 髙橋匡太
写真撮影:下司悠太

作品名: 上勝ゼロ・ウェイストセンター
受賞者: 中村拓志&NAP建築設計事務所 中村拓志
写真撮影:藤井浩司 (TOREAL)

 

 

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