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「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」10月6日開業

2023年10月6日(金)、東京・虎ノ門に「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業する。同施設は、地上49階、地下4階、高さ約266mの超高層ビルで、2014年竣工の「森タワー」をはじめ、「ビジネスタワー」「レジデンシャルタワー」に続く虎ノ門ヒルズの新しいタワーとなる。この開業に伴い、これまでの地下鉄駅にはなかった3層吹き抜けの開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、桜田通りの上にかかる幅員20mの大規模な歩行者デッキ「T-デッキ」が整備され、エリア全体の回遊性と賑わいを創出する。
地下2階から地上7階には、地下鉄駅前広場の「ステーションアトリウム」と直結した「食」を中心とする「T-マーケット」や大型セレクトショップ、東急スポーツオアシスによるジム・温浴・サウナ・メディテーション空間を有する都心最大規模の総合ウェルビーイング施設など、約70の商業施設が出店を予定。T-マーケットのインテリアは、片山正通氏率いるワンダーウォールがデザイン。多くの緑や心地よく過ごせる家具などが置かれた、洗練された「都市の中庭」のような空間となる。オフィスは9階、10階、15階~44階の32フロアで、面積は107,000㎡。建物のコア部分から窓面までの距離は約18.5mと開放感のある無柱空間となる。グローバル企業の多様なニーズや、新たな働き方のスタイルなどに応じた自由なレイアウトに対応させる他、ワーカー同士のコミュニケーションやコラボレーション促進を目的として、吹き抜け空間や上下階を繋ぐ階段をあらかじめ設けた「マグネットゾーン」が設けられる。
地上1階と11~14階には、「ホテル虎ノ門ヒルズ アンバウンド コレクション by Hyatt」(客室数は205室)が11月にオープン予定。ホテルのインテリアは、デンマークのスペース・コペンハーゲン(Space Copenhagen)が担当する。都心を臨む開放的なラウンジは、ワーキングスペースとして利用できるほか、シャワーブースやリラクゼーションルーム、ミーティングルームも備え、様々な利用シーンに対応。メゾネットが特徴的なスイートルームは、プライベートな空間での小規模なイベント開催にも使用できる。
最上部の45~49階(一部8階)には、ホールやギャラリー、レストランなどを有する、約10,000m²の新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」を開設。東京から世界へのビジネスやアート、テクノロジー、エンターテインメント、そしてイノベーションの情報発信拠点として位置付ける。地上250mの高さにあるルーフトップには、屋上プールも設置。TOKYO NODEでは、10月6日~29日まで、真鍋大度氏と石橋素氏が主宰するライゾマティクスと、演出振付家のMIKIKO氏による体験型のダンスパフォーマンス作品「TOKYO NODE 開館記念企画 “Syn:身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」を開催予定だ。

 

 

 

「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」
開業:2023年10月6日予定
所在地:東京都港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部
区域面積:約2.2ha
階数:建物高さ/地上49階地下4階(約266m)
https://project.toranomonhills.com/

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