GINZA 221 -discothèque-

大人の遊び心を満たす非日常空間

場所は日本を代表する繁華街、銀座の並木通り。クラブが並ぶ廊下の突き当たりに、この部屋はある。「ディスコ」の語源となったのはフランス語の「ディスコテーク(discothèque)」であり、マルセイユの方言で「レコード置き場」という意味を持つ。そこで、今回はクライアント自身の「遊び場」をつくるため、クライアントの好きなものと人を集めたライブラリー空間をデザインした。突き当たりの壁は、クライアントの携帯でのみ開閉可能な壁となり、一歩中に足を踏み入れるとお酒の瓶が照明器具となり空間を照らしている。また、カウンターは1000年ものの屋久杉を使用し、ゆったりとしたソファーで酒を楽しめる場所となっている。そこから奥は、カラオケルームとなっていて、光と音で非日常空間を楽しむことができる。足下からはスモークが立ち上り、そこに赤外線が無限に反射することで、非日常のカラオケ空間の演出に一役買っている。私はここで、大人の遊び心を満たしてほしいと思う。(吉田昌弘/KAMITOPEN

 

「GINZA 221 -discothèque-」
所在地:東京都中央区銀座
オープン:2023年5月19日
設計:KAMITOPEN 吉田昌弘 鄧 冰清
床面積:45.28㎡
客席数:バー4席 カラオケルーム約10席
Photo:宮本啓介

【内外装仕様データ】
床:バー/フリーフロア下地ロールカペット貼り(HLR-101/サンゲツ) カラオケルーム/モルタル不陸調整の上磁器タイル貼り(ZE-0612/リビエラ
壁:LGS下地グラスウール、遮音シート、PBt9.5㎜二重貼り下地(タイガースーパーハード/吉野石膏)磁器タイル貼り(ZE-0612/リビエラ
天井:LGS下地グラスウール、遮音シート、PBt9.5㎜二重貼り下地(タイガースーパーハード/吉野石膏)不燃クロス貼り(リアルデコ WRW8361/東リ) モールティング貼り(A328AY・A168AY/みはし) SUS鏡面貼り
その他:カウンター/天板・屋久杉+レジン一枚板(千年家具) ソファ(中央光商事) 照明器具(Synca/遠藤照明

吉田昌弘/KAMITOPEN
一級建築士。1977年大阪生まれ。2001年京都工芸繊維大学工芸学部(岸和郎ゼミ)卒業。2001年タカラスペースデザイン株式会社入社。2007年KAMITOPEN設立。2008年株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所設立。

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