6月15日〜23日「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2024」開催

日本五大家具産地の一つである北海道旭川市で、6月15日〜23日「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2024」が開催される。同展は、家具やクラフトをはじめ、建築、機械金属、食や観光などの地場産業に加え、デザイン関連の様々な団体、近隣自治体、教育、研究機関が参加するデザインイベント。
6月18日の基調講演には、生物学者でベストセラー著者の福岡伸一氏を招聘。自然の不思議さが創造力の源となる生命の本質について深く考える内容となる。
6月19日〜23日には、家具産地としての総合インフラをフル活用した「ものづくりの現場」を舞台に、旭川家具の産地展「Meet up Furniture Asahikawa 2024」を実施。出展企業・団体各社の新作発表や製品展示を、メイン会場の旭川デザインセンターや各社の工場、ショールームなどで行う。ものづくりの現場を間近で見られるオープンファクトリーでは、個性豊かな旭川家具メーカー各社の工場を見学できる。
また、6月18日、19日には3年に1度、12回目の開催となる「国際家具デザインコンペティション旭川（IFDA）」も開催される。プレゼンテーションと審査を18日に、表彰式を19日に実施。今回は入選候補者が審査委員に直接プレゼンテーションを行い、表彰式の壇上で審査結果を発表するというイベント性を高めた内容となり、その場にいるすべての人と感動を共有できる仕組みとなっている。プレゼンテーションの様子はオンラインでも公開される。審査委員長は建築家の藤本壮介氏が務め、海外からの審査委員3名も来日、登壇する。38の国と地域から応募された655点の中から選ばれた入選15作品は「IFDA 2024入賞入選作品展」として9月29日まで展示される予定。表彰式後は様々な分野の参加者とのコミュニケーション、交流の場として「カクテルアワー」を開催。
最終日6月23日には、旭川家具メーカー各社の職人たちが参加し、旭川家具No.1職人を目指し技術を競い合う「旭川木工技能競技大会」の第3回大会も行われる。