






独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が施行者となり、東京建物株式会社および東急不動産株式会社が事業パートナーとして参画する「北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業」(東京都港区)が2026年6月に着工。2030年の竣工を目指す。
本事業は、青山通りの沿道と都営住宅跡地を一体的に再編する東京都のまちづくりプロジェクトの一環。主に2つの街区が整備され、メインとなる「B-1街区」には、地上38階、延床面積約178,000㎡の青山地域最大規模となる超高層複合ビルを建設。館内には、1フロア最大約3,100㎡のオフィスをはじめ、スモールラグジュアリーホテル、商業店舗、多目的スタジオやギャラリーなどの文化交流拠点が集積する。隣接する「B-2街区」には、地上3階の商業施設が整備される。
同計画の特徴の一つが、先行地区(2019年・2020年竣工)と一体となる約1haの広大な「樹林帯」。ランドスケープ・プラスが監修を担い、在来種主体の植栽によって周辺緑地を結ぶ生態系ネットワークを形成するとともに、都市の環境課題対応や地域交流の場としての活用を目指す。
また、B-1棟の中低層部のデザイン監修は、建築家・谷口吉生氏(株式会社谷口建築設計研究所)が担当。「自然回帰」の思想をベースに、緑や光、風を感じる「環境としての建築」を具現化する。青山通り沿いには同氏の建築を象徴する門型フレーム状の意匠を採用。低層部を貫通する3層吹き抜けの通り抜け空間「パッサージュ」を設けることで、表通りのにぎわいを引き込みつつ、背後の緑地へと開放する「光と風の通り道」を創出する。
設計・工事監理は日本設計、実施設計・施工は大林組が担当。青山の地域資源を生かした、新たな都市の居場所づくりが始動する。
「北⻘山三丁目地区第一種市街地再開発事業」
所在地:東京都港区北⻘山三丁目の一部
着工:2026年6月30日
竣工:2030年予定
延床面積:B-1 街区:約 178,000 ㎡、B-2 街区:約 2,000 ㎡
階数:
【B-1 街区】地上 38 階、地下 2 階/約 180m
【B-2 街区】地上 3 階・地下 2 階/約 20m
都市計画・基本設計:日本設計
実施設計・施⼯:⼤林組
基本計画、建築デザイン監修(高層部・事務所・公益施設・低層棟)、工事監理:日本設計
建築デザイン監修(中低層部):谷口建築設計研究所
ランドスケープデザイン監修:ランドスケープ・プラス
空間デザイン監修(中低層部統括):トーンアンドマター







