EN The HOUSE Asakusa Nitenmon

街の伝統と現代の文化が融合した新たな視点を多彩なマテリアルで表現

 

浅草に新たに開業したホテル「EN The HOUSE Asakusa Nitenmon」。1階エントランスは、浅草の象徴である仲見世商店街の「提灯の連続性」から着想を得てデザインしました。一歩足を踏み入れた瞬間から、この街が持つ活気と歴史のストーリーへとゲストを誘います。
ホテルの象徴でもある2階の「EN Lounge」は、1960年代の北欧デザインと浅草の下町情緒を融合させた空間です。建築躯体の鉄骨フレームの無骨な構造に、日本の伝統的な型紙モチーフのカーペットや木の温もり、印象的なFFEをあしらいました。ゲスト同士やスタッフが自然とつながる“大きなリビング”のような居心地を目指しています。
客室は、多種多様な文化や人々が交差する浅草の街をモチーフに表現。「江戸の粋」と「1960年代の北欧ヴィンテージ」が出会う(Meets)印象的な空間に仕上げました。コンクリートの質感に伝統型紙モチーフのカーペットやあたたかみのある家具を合わせ、我が家のようにくつろげるアパートメントスタイルを採用しています。また、客室のルームサインは、ホテルのブランドコンセプトである「訪れた地との縁」「人との出会い」を象徴するモチーフデザインとしています。客室ごとに異なるデザインにする事で「我が家のように帰る場所」としての体験を演出しました。
浅草の街の賑わいと、ホテルの心地よさが交差するこの場所から、たくさんの新しい「縁(EN)」が生まれていくことを楽しみにしています。(浦田晶平/Old Kan)

 

 

「EN The HOUSE Asakusa Nitenmon」
所在地:東京都台東区浅草2-34-3
オープン:2026年6月24日
設計:Old Kan 浦田晶平 鈴木哲郎 上野景子
施工:秀建
照明計画:大光電機 荒井 一
家具:アダル
カーペット:川島織物セルコン 田村崎 武
客室数:31室
延床面積:約2,327.47㎡
Photo:ナカサアンドパートナーズ 河野政人

 

【内外装仕様データ】
床:特注アキスミンスターカーペット(川島織物セルコン) タイル貼り(リビエラ) 塩ビタイル貼り(サンゲツ、東リ)
壁:PB下地AEP タイル貼り(名古屋モザイク工業、マリスト) クロス貼り(ルノン、WhO、サンゲツ)
天井:PB下地AEP艶消し クロス貼り(サンゲツ)
その他:ファブリック(ニート) カーテン(川島織物セルコン)

 

浦田晶平/Old Kan
インテリアデザイナー。1987年北海道札幌市生まれ。2011年〜内装設計事務所勤務後、2014年〜2020年、乃村工藝社 A.N.D.にて小坂竜氏に師事。2020年Old Kan設立。飲食や物販店舗、ブライダル施設を中心に、幅広いジャンルのデザインを手がける。IF DESIGN AWARD 2023 “Winner”、KUKAN DESIGN AWRAD 2022 “Short list”、SKY DESIGN AWRAD 2021,2022 “Silver”、KUKAN DESIGN AWRAD 2020 “Gold”、Display Industry Encouragement Award 2016,2020、ASIA PACIFIC PROPERTY AWARDS 2018,2019、Andrew Martin Design Award 2015,2017、APIDA(Asia Pacific Interior Design Awards) 2016、IDEA / Design Excellence Awards 2016など、受賞多数。

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