「第5回サンゲツ壁紙デザインアワード」募集開始!

2017 年にスタートした壁紙デザインのコンペティション「サンゲツ壁紙デザインアワード」の第5回目の応募が7月1日(木)よりスタートした。昨年までの4回で国内外から1800点を超える応募作品が集 まり、受賞作品から4点が商品化されている。 社外審査員には昨年に続く就任となった谷山直義氏、植原亮輔氏、安東陽子氏に加え、新たに照明デザイナーの岡安泉氏が加わった。昨年同様、提出物での一次審査に加え、その通過者(ファイナリスト)によ るプレゼンテーション形式での最終審査が実施される。

募集テーマは第1回から一貫して『Joy of Design』だが、今回は、『「壁紙」というプロダクトの特性をふまえ、「壁紙がそこに集う人と紡ぐストーリー」を考え、壁紙をデザインしてください。』という課題が示 されている。単なる見た目のデザインを考えるのではなく、壁紙が空間や、そこで過ごす人にどのような影響を与えるのか、壁紙を取り巻く空間要素や時間軸なども踏まえたストーリー展開が求められそうだ。なお、昨年の審査の様子は下記のダイジェスト動画で確認できる。

昨年のアワードの様子(ダイジェスト動画)

2020 大賞作品 『うつろい』高橋 賢治

コンセプト
人の動きにより色や光が移り変わる壁をデザインしました。エンボス加工の凹凸を 4 色で塗り分けることで、角度によっ て見えてくる色が変化し、人の動きに伴ってグラデーション状に多様な色味が現れます。カフェやラウンジスペースに用 いれば、一つの空間に明るさや落ち着きといった異なる質感が同居する場所となり、その時の気分にあわせて居る場所を 選ぶ楽しさが生まれます。固定されたグラフィックではなく、うつろいゆく壁面とすることで、人の動きに合わせて場所 の雰囲気も変わるような空間演出を想定しています。

新たに商品化された作品 2019 年大賞「Falling Shadow」大谷翔(掲載見本帳:2021-2023 FINE 品番:FE74458)

第5回サンゲツ壁紙デザインアワード
募集対象:壁紙
募集テーマ:「Joy of Design」
課題:『Joy of Design』をテーマに「壁紙」というプロダクトの特性をふまえ、「壁紙がそこに集う人と紡ぐストーリー」を考え、壁紙をデザインしてください。
応募資格:企業、団体、個人、グループ、年齢、性別、職業、国籍等の一切を不問
応募点数:制限なし
賞および賞金:大賞(1点)100万円、優秀賞(1点)50万円、審査員賞(4点)各20万円
審査員:谷山 直義(株式会社 NAO Taniyama & Associates 代表取締役社長、クリエイティブディレクター)
植原 亮輔(株式会社キギ代表、クリエイティブディレクター・アートディレクター)
安東 陽子(株式会社安東陽子デザイン代表、テキスタイルデザイナー・コーディネーター)
岡安 泉(株式会社岡安泉照明設計事務所代表、照明デザイナー)
安田 正介(株式会社サンゲツ 代表取締役 社長執行役員)※審査委員長
審査基準:(1)新たな発想やオリジナリティを備えたデザインか(モノのデザイン)
(2)空間や使用者を想定した視点や発想があり、それらに対する効果や影響力があるか(コトのデザイン)
(3)壁紙としての実現性と実用性があるか(商品化の可能性)
応募期間:2021年7月1日(木)〜9月30日(木)18:00 WEBエントリー締め切り
※提出物受付は2021年10月8日(金)迄
受賞結果発表:2021年12月中旬〜下旬に行うセレモニーで受賞者を発表、表彰後、公式WEBサイトでも公開
問い合わせ先:サンゲツ壁紙デザインアワード事務局 info@sangetsu-award.jp
公式WEBサイト:http://www.sangetsu-award.jp

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