“立ったまま”休憩できる仮眠ボックス「giraffenap」

広葉樹合板株式会社が、働き方改革におけるパフォーマンス向上を目指し、疲労や眠気を感じた際に立ったままひと休みできる仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を開発した。同製品は、新たな休憩の在り方としてオフィス等で「立ったまま仮眠できる空間」を提供し、従業員の健康増進やパフォーマンス向上に貢献することを目指している。
開発に際して、北海道大学・台湾の国立成功大学との共同研究により、立ったまま寝た場合に軽い寝息をたてる程度の睡眠状態(睡眠段階2)まで到達すること、また、その状態のまま30分以上の継続することが実証されている。仮眠の効果を実感でき、熟睡しすぎないため、仕事への復帰も素早く行えるという。
同製品内で身体を支えるのは、「頭・お尻・すね・足裏」の4箇所。この4点を固定することで、どんなに脱力してもリラックスできる立ち寝姿勢のキープが可能だという。ボックスのデザインは、近未来をイメージした「スペーシア(SPACIA)」と、森の中をイメージした「フォレスト(FOREST)」の2つをラインナップ。発売は2023年12月末〜2024年1月を予定している。
今回の開発経緯は、北洋銀行が主催する「知財ビジネスマッチング」において、イトーキが所有する開放特許「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」についてライセンス契約を締結したことが背景にある。現在、「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」にてコラボが決定し、この睡眠カフェで「giraffenap」の体験が可能。

 

 

 

「giraffenap」
スペーシア(SPACIA) サイズ:W1200×D1200×H2577mm
フォレスト(FOREST)サイズ:W1200×D1200×H2532mm

giraffenap:https://g-nap.com/
広葉樹合板:https://www.koyoju.co.jp/

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