47色展開の新作ファブリック

クリエーション バウマン ジャパン(東京・南青山)からリネンのようなナチュラルな印象のファブリック「Solio」が発表された。
商材ごとにカラースキームを選定してきた同社のデザインチームが「Solio」のために採用したのは、新鮮なアクセントカラーを取り入れたカラー全47色。リネンを思わせる質感と、ほどよい透け感やドレープ感が特徴的なファブリックで、ホテルから住宅まで幅広い用途で、カーテンやローマンブラインドなどの利用を可能にする。

 

 

「Solio」
価格:24,100円/m(税別)
素材:100%難燃ポリエステル(トレビラcs糸)
生地幅:3m
防炎性能:防炎
色数:全47色

発売・問い合わせ先:クリエーション バウマン ジャパン
https://www.creationbaumann.com/ja/index_ja.html

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チーク突き板を貼った精緻なMD…

 


MDFを使ったデザインパネル製造を手掛けるエレガントウッドコーポレーション(福岡・大川市)が、天然木チーク材の突き板によるデザインスクリーンを製造。焼肉レストラン「トラジ 高崎店」(D:MASTERD)に採用されている。
Tの字をモチーフにしたスクリーンパネル両面に天然木突き板のチーク柾目を貼り、マークの小口はチークの風合いを消さないよう薄く着色されている。

デザインコンセプトは「リゾート空間で焼肉を食す」
リゾートの風や光が抜ける空気感をインテリアに取り込むため、協力を仰いだのはエレガントウッド。南国で使用されるチークの突き板を巻き込み、「TORAJI」のTの字をデザインパターン化した特注スクリーンが、店の賑わい感を外部に向けて創出。内部からは共用部が気にならないよう機能を果たしている。NCルーターによる角Rの切り出しが、リゾート特有の緩やかな空気感を生み出している。(増田太史/MASTERD)

製品名:特注デザインスクリーン
素材:MDF下地チーク柾目練り付け着色塗装仕上げ
メーカー:エレガントウッドコーポレーション
施工店舗:「焼肉トラジ 高崎店」
オープン:2018年4月27日
床面積:237㎡
客席数:82席
設計:MASTERD 増田太史
Photo:渡辺琢哉写真事務所 渡辺琢哉

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香りで空間を演出

空気環境のプロフェッショナル集団、カルモアが手掛ける空間フレグランスサービス「SuvaliteAir」が、今年1月に開設された新築のマンションギャラリーで、空間演出の一環として採用されている。
ギャラリーのブランディングや空間設計を担当するインテリアデザイン会社からの依頼で、エントランス&カフェ、内廊下、外廊下の計3カ所へ導入。それぞれの空間コンセプトと香りのイメージに合わせた3種の香りとディフューザーユニットで、空間演出を行なったという。©︎Copyright2019 Karumoa Co.ltd.,

 

製品名:空間フレグランスサービス「SuvaliteAir」
施工物件:マンションギャラリー「クレヴィア新宿」(東京都・渋谷区)https://gcv-shinjuku.com/index.html
設計:アンドロップ https://www.undrop.jp/
問い合わせ:カルモア https://www.karumoa.co.jp

 

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機能性とデザイン性を兼ね備えた…

コバヤシ産業(大阪市)が輸入販売を手掛ける空間意匠仕上材「OLTREMATERIA®(オルトレマテリア)」は、イタリア・ECOMAT社の開発製品。エポキシ樹脂など人体に悪影響を与える成分を含まず、石英・大理石などのリサイクル鉱物を再利用。耐久性とリペア性を兼ね備え、クラックが起きにくいという特徴をもつ。内外装をはじめ、水回りなどを含めたあらゆる空間に施工可能で、色・テクスチャーなどを使ってさまざまな表現を可能にする。
昨年末、神奈川県湯河原にオープンした温泉旅館「三輪 湯河原」のファサード、エントランスドア、バーカウンター腰壁のキーデザインとして採用。当初は、ファサード素材として経年変化の少ない金属調の仕上げを模索する中、エントランスからバーカウンター腰壁まで同仕様で仕上げることにより、空間のキービジュアルに仕上げたという。

製品名:OLTREMATERIA®(オルトレマテリア)
メーカー:コバヤシ産業 http://oltremateria.kobayashi-ind.com
施工物件:「三輪 湯河原」(神奈川県足柄下郡) https://miwayugawara.jp/
オープン:2019年12月3日
設計:内田デザイン研究所
施工:渡邉左官店
施工箇所・㎡数:屋外ファサード・42㎡/エントランス自動ドア・9㎡/バーカウンター腰壁・5㎡
Photo:Kenzo Kosuge

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ウルトラスエード®を使用した吸…

東京ブラインド工業(東京・港区)から、優れた吸音効果と最先端の繊維技術が融合した吸音壁貼パネル「フェルトーン®」が登場した。
東レが開発したやわらかな手触りとなめらかな風合いが特徴の「ウルトラスエード®」を使用し、反響音を抑えた快適な室内音環境を創り出すと同時に、上質なインテリア空間を演出する。サイズは3種(オーダー対応も可能)、いずれも厚さ30mmでマグネットまたはマジックテープで取り付ける。全46色揃う豊富なカラーバリエーションが多彩なデザインを可能にする製品。

 

吸音壁貼パネル「フェルトーン®」
450×450mm(約1.4kg)/35,000円
300×900mm(約2kg)/44,000円
900×900mm(約4.6kg)/98,000円

東京ブラインド工業
http://www.tokyo-blinds.co.jp

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重厚感ある木枠ミラー「SOL」

千代木工(兵庫・加古川)が手掛ける木枠ミラー専門のブランド「SENNOKI」から、新商品「SOL」が登場した。ウォールナット等の広葉樹と5mm厚鏡を合わせた、重厚感のある仕上がりが特徴。素材はウォールナットの他、ホワイトオーク、アメリカンチェリー、ホワイトアッシュの計4種。形状・サイズは各種揃うほか、サイズオーダーも可能。オンラインショップでの取り扱い開始は20206月の予定。

「SOL」ウォールミラー
素材:ウォールナット、ホワイトオーク、アメリカンチェリー、ホワイトアッシュ
表面仕上げ:ウォールナット・ホワイトオーク・アメリカンチェリー/自然塗料クリア、ホワイトアッシュ/自然塗料(墨、灰、栗、雪)ウレタン塗料(雪)
https://www.sendaimokkou.com/info/product/sennokisol20200408/

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現代の住空間に溶け込む盆提灯「…

京都の若林佛具製作所から、仏壇ブランド「KAKEHASHI SERIES」の新商品「AKASHI」(あかし)が発表される。
「KAKEHASHI SERIES」は、デザイナー・清水慶太氏(クリエイティブノルム)を起用して手掛ける同社オリジナルブランドで、近年モダンでコンパクトな仏壇が人気を集めるなか「AKASHI」は、吊り型や置き型といった盆提灯の伝統的デザインを継承した新商品となる。
職人の手作業だからこそ成せる形状、コードレスで気軽に置けるコンパクトさ、また盆提灯の特徴である雲出(取っ手)を真鍮のラインで表現するなど、和洋室を選ばない現代の住空間にマッチしたデザインが実現されている。

「AKASHI」(あかし)
価格:9,900 円(税込)
サイズ:W12.3×D9.8×H29.3cm
素材:火袋/紙張り、ヒゴ/ステンレスワイヤ、台座木部/オーク材、ワイヤフレーム/真鍮、電球/LED(単4電池2本使用)
発売時期:5/1よりオンラインショップにて先行予約、5/25より販売開始
発売元:若林佛具製作所
www.wakabayashi.co.jp

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水栓金具「VOLA 」からエク…

セラトレーディング(東京・港区)が扱うデンマークの水栓金具ブランド「VOLA」のラインナップに新色が加わった。「VOLA」は、アルネ・ヤコブセンによる時代を超えたデザインで、各国の美術館コレクションにも選ばれている。今回の新色は、ブラッククロム、カッパー、ゴールドの3色がそれぞれ、洗面水栓・キッチン水栓・浴室水栓・アクセサリーに展開している。いずれも素地に光沢ニッケル・ クロムメッキを施し、その上にイオンプレーティングしたPVD加工で、高い硬度と耐磨耗性を実現している。

 

「VOLA 」
問い合わせ:セラトレーディング株式会社 コミュニケーショングループ
https://www.cera.co.jp

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特殊板金加工技術で表現した布団…

レンジフードのリーディングメーカー、富士工業から生まれた金属加工のスペシャリストチーム「栄作工房」は、逐次成形・自在成形・微細加工という三つの加工技術と板金設計を掛け合わせることで、金属でイメージをカタチにする職能集団だ。
京都の築100年を超える長屋を改装した「京やきにく弘 先斗町別邸」の壁面には、この技術を使った特殊アルミパネルで布団張りや和紙が表現されている。

「京やきにく弘 先斗町別邸」デザインコンセプト
京都五花街の一つである、江戸時代からの歴史的景観風情が残る先斗町。その界わいの中に建っている築100年以上の長屋を改修し、高級焼肉店「京やきにく弘 先斗町別邸」としてオープンしたいという意向を受けてスタートしたプロジェクト。
外観は既存の駒寄や出格子を残し、2階には日本の伝統であるすだれを掛けて京都独特の「連なる街並み」を表現した。築100年以上の建物は内部を解体すると今にも倒壊しそうな雰囲気だったので、躯体の構造を補強するのにかなりの時間を要した。
インテリアは、外観とは対照的に和らいだ雰囲気だけが単調的になることなく硬質なものと融合させたかったので、メインとなる一部の壁面には布団張りを表現したものや和紙を表現したものを、栄作工房の転写技術を発揮していただき、特殊アルミパネルで製作した。またテーブルの天板や2階の廊下と各々の客室との間仕切りには、豪華さや圧迫感を感じさせないガラスデザインを着物デザイナー、斉藤上太郎氏とコラボし、先斗町のシンボルマークである「千鳥」をモチーフに、無機質の中にも木の年輪の温かさを感じる表現とした。(宮上浩幸/(株)オペックス建築事務所)

製品名:特殊アルミパネル
メーカー:栄作工房/富士工業 https://www.fujioh.com/sptech/
施工店舗:「京やきにく弘 先斗町別邸」(京都市中京区)
設計:オペックス建築事務所 http://www.opexs.com/
ガラスデザイン:三才 斉藤上太郎
Photo:シーズコーポレーション 中尾好宏

 

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幾何学模様が浮かび上がる一枚仕…

サンゲツの大版セラミックスラブ「GARZAS/GEOM beige」を継ぎ目無く1枚で仕上げた多目的テーブル(幅2100×奥行1000mm)が存在感を示す「salon SONA」(設計:一級建築士事務所 club Mai architects)の待合空間。天板表面には幾何学模様が透明の釉薬で描かれており、光や見る角度によって様々な表情を表す。

「salon SONA」デザインコンセプト
緑豊かな公園至近の路地に佇むsalon SONA —SONAはゲール語で「幸せ」を意味する。
特徴の一つは、従来のフロント・レジ機能を全て視界から排除し、壁面ディスプレイをおおらかに魅せた待合空間である。アート教室、ミニシアター等としての部分貸しも想定しており、“髪を整える”目的施設を越えた、ささやかな「幸せ」をもたらす街の仕掛けとなっている。一方この待合空間は、施術スペースと街との程よい距離感を保つ重要なバッファーとしても効果的である。二つ目の特徴は、床材選定、照明計画、収納設計等において、働き手の「幸せ」につながることを意図し細やかな機能性にこだわった点である。さらにのびやかなアールのガラスファサードが、控えめながらも特徴的なアイコンとして客をもてなし、SONAで育まれた各々の「幸せ」が未来に続くことへの願いがこめられている。(一級建築士事務所 club Mai architects)

製品名:GARZAS(ガルザス)
品番:GEOM beige(ジオム ベージュ)
メーカー:サンゲツ
天板サイズ:幅2100×奥行1000mm、表面マット仕上げ
施工店舗:「salon SONA」(東京・江東区)
設計:一級建築士事務所 club Mai architects
https://clubmai-arch.com/

https://www.garzas.jp/product/geom
https://salon-sona.jp/

 

 

 

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